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君と描き始める未来に

第11章 君との思い出

すると香織が徐に


「因みに~滝島さんは、朋代さんへのプロポーズって、何て言ったんですか~?」


上手い!
たまには逆襲しないとな!


「ぬなっ!香織ちゃん、いきなり攻めて来たね!そんなのも嫌いじゃないよ~。」 


でも、やっぱり一言余計だ!


朋代さんは苦笑してるが、恥ずかしがってはいない…流石、昔から落ち着きがあるのは変わらない。


「それはね『僕と一緒に人生のブロードウェイを演じいこう!』って言ったのさ!!」


「…へ…。」


香織は、口をポカーンとしてしまった。


マジかな…でも、滝島なら言いそう…。
俺には、それは無いな…。


「もう~何でそんな逆に恥ずかしい冗談言うのよ。」


朋代さんが、否定に入る。


まあ確かに…朋代さんなら、そんなプロポーズ断りそうだし。


「あっ、違うんですね。」


「ええ…実際はね…」


「わっ!言っちゃうの!」


滝島が珍しく焦る。


何だ!何だ!

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