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紗江「…ん……ぁ…んっ…」

紗江の口から堪え切れない吐息が漏れると、桐沢はそれに煽られるようにキスを深めていく。

必死にしがみついてくる紗江に愛しさが溢れ出す。

お互いにどれほど焦がれていたか…
改めて思い知った。

キスだけで胸がいっぱいになっている。
胸が甘く心地良く疼く。

震える紗江の身体を抱き締めながら更に深く唇を求めた。

やがて…

桐沢は紗江をそっと抱き上げ寝室に向かう。

ベッドにそっと横たえるとその上に覆いかぶさっていく。

桐沢「…紗江…愛してる…」

また深く唇を重ねた。