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秘密の派遣業務

第28章 峯山の心の闇

桐沢「…そうか…何かあったら言うんだぞ?」

紗江「うん、そうする。」

(確かにあの時は酷い事をされたし、言われた。だから不安だったけど…何故かあれからは本当に大丈夫だったんだよね。)

それが不思議でもあった。
絶対また何かしてくると思っていたから…

(…フッ…失礼だったかな?)

そんな風に思っていた事が、失礼だと思ってしまう程平和だった。

紗江「…じゃあ…行ってくるね。」

桐沢「また明日な。」

峯山の部屋の前で2人は離れる。

紗江がドアをノックするのを合図に桐沢は自分の部屋に戻った。

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