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それから俺は必死に彼女を探した。


経済学部じゃないのはわかってたから、1年の保育学部の女子を探したが、彼女は見つからなかった。


もしかして2年なのかと思ったが、さすがに学年が違うと探すのも難しい。



諦めなきゃいけないのか?



残念な気持ちを抱えながらも、ｻｰｸﾙに顔を出しに行った日のことだった。


反対側のｺｰﾄではﾊﾞｽｹの試合が行われ、ｷｬｰｷｬｰ叫ぶ女の姿がたくさんあった。


あの中に、いるわけないか。
そう思った瞬間だった。