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従わない奴隷

第21章 同じ気持ち

鏡の中には


いつもの…私。




そう
あの女性とは
何もしていない




信じているのに


無意識に


ため息が
もれた







私なんかじゃ…





なんだか
不安になって
涙が込み上げる




ライキさんは


優しい





それなのに
どうして
こんなに不安なの?





鏡の中の
私の瞳から
今にもこぼれそうな


涙。




あ・・・





その時

わたしの
携帯が鳴った



急いで携帯に
手をのばすと同時に



涙が

床をぬらした






届いたメールは


ライキさんからだった

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