
従わない奴隷
第18章 ユウリと唇
「ユウリの枕は
俺が使う」
そう言って
もう一回
ユウリを抱き上げた
「・・・・・」
そんな
恥ずかしがんなよ
「ユウリは
俺を
枕にしろよな?」
「・・・・・」
あ~~
めっちゃ
キスして~~~!!
「文句あんのか?」
「・・・ない・・・です」
「いい子だな、ユウリ」
ゆっくりと
ユウリを
ベットの奥に
そっと寝かせ
そのまま
俺も
ユウリの隣に
寝そべった
抱きついてくる
訳でもなく
カラダを
いやらしく
すりよせてくる
わけでもなく
ただ
カラダを
硬くするユウリと
なんだか
知んねーけど
どきどきしてる俺に
布団をかけて
腕枕をして
「寝ようか・・・ユウリ」
と、声をかけた
