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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第40章 芽生え始めた小さな恋の花

そうじゃなくてっ
しっかりしろ俺!
流されるなっ

「日高っ嫌‥アッ‥ンクッ」

「先輩‥かわいいよ‥顔見して」

日高が胸弄るのやめて俺のほっぺたに手を添えた

言うなら今だ!!

「きっ禁欲生活今から開始っだ!!」

ほっぺたに添えた手を払いのけられた

「開始って‥マジで言ってるのか先輩?」

すると俺から離れて布団で身体を覆って身を隠した先輩

「一本たりとも指触れるなよ!」

「いやいや‥先輩っちょっと待ってくれよっ!!」

俺は布団を覆った先輩に手を伸ばした

「男に二言は!?」

二言って俺まだするとも何も‥

「二言は!!!」

そんな睨むなよ…

言い出したら聞かない先輩

「‥‥ないです。」

ニタ~と笑った先輩が覆っていた布団を投げ捨てた

「よ~し♪じゃ風呂行くぞ♪」

風呂!?!

「オイオイ?先輩お触り禁止で一緒に風呂って拷問かよ!!」

拷問?

「人聞き悪いね日高君(笑)」

ひ‥日高君?

「お前も男なら一度決めた事は貫き通おせっ!愚か者!」

そう言ってスタスタ風呂場に向かった先輩

決めた事はって選択権なしに返事させたのはアンタじゃん‥



日高を置いて先に風呂場に向かい服を脱ごうとしたらカゴに服が入ってあった

「誰のだ?洗濯物は洗濯カゴに入れろよったく」

変わりに洗濯カゴに放り投げ晴れ晴れしいいい気分で入った風呂

白い湯煙が立ち込める風呂場

まずは内風呂で身体を暖める事にした



そんな事とはつゆ知らず気づきもしない俺と鮫島先輩は露天風呂の中で身体を抱きしめ合っていた

「鮫島先輩‥」

「ん?河辺どうした?」

俺を見上げた河辺のほんのりピンク色に染まったほっぺた

ヤッバー‥自制心が

「あれ以来だよ…僕たち‥」

あれ以来だよってお前‥

鮫島先輩の右手を握って自分の少し堅くなったモノに触れさせた手

「河辺?」

握らされた手に手を重ねて扱き始めた河辺

「あっんっ鮫島先輩っいいっよ‥あっもっと‥あっあん」

「‥‥‥っ‥」

コイツ?ペース配分考えてんのかっ

「あんっ先輩っいいっもっと‥してっああ」

扱きあげる度に波打つ湯船のお湯

鮫島先輩の手を握って自分で扱く俺

何だか異常にすごく燃えた

「先輩っもっとっあんっいい‥もっとっんん」

もっともっとって
人の気も知らないで勝手に始めやがって

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