
。+゚僕は君に恋をした。+゚
第40章 芽生え始めた小さな恋の花
ピンポーン♪
踏めば鳴る自動ドア
「いらっしゃいませ~♪物件お探しですか?」
探すってか買いに来たんだ!
先輩がどすんと椅子に座った
「どのような物件をお探しですか?」
ニコニコ笑顔の店員さん
「あっあの‥その‥えっと‥」
もじもじするコイツ
《日高しっかりしろよ!》
先輩が俺の腕を肘でつついてきた
《わかってるよ!》
「どうなさいました?」
「いえっだから‥その‥あの‥えっとぉ‥うぅっ」
イライラッ‥
イライラッ‥
《はっきり言えよ!》
《俺無理だよ先輩が言ってくれよっ》
すごい高額な更地をたかが大学生が一括現金払いで買いに来た事なんて知らないお店の人‥
《わかった!俺がビシッと決めてやる!》
「どうなさいました?お客様?」
さっきからブツブツ何言ってるんだこの客は?
冷やかしか?
「お客様?」
「はっはいっ!!」
声が裏ががえった先輩がいきなり立ち上がった
「‥‥‥‥」
「‥‥‥‥」
「‥‥‥‥」
黙って座り直した先輩
「あちらに物件情報誌がございますのでご覧になられてからお話伺いますのであちらに‥」
お店の人が席を立とうとした
物件情報誌?
そんな物いらねー!
ガタンとまた立ち上がった先輩
「日高と俺はっ!!」
《日高と俺は?》
「俺と日高はっ!!」
《俺と日高?入れ替わっただけじゃん》
「はぁ?」
呆れた顔のお店の人
「だから!俺と日高はっその‥っ!!」
ピンポーン♪
「ありがとうございました‥」
「‥‥‥‥‥」
「‥‥‥‥‥」
結局言えずに半追い出される形で店を出た俺と日高
トボトボ‥
トボトボ‥
日高がガックリ肩を下ろして後ろになっていく俺を気にも止めず先々歩いていく
肝心な時に役に立たない先輩‥
やっぱり大学生が土地買うなんて無理なのかな‥
橘さんか小野寺さんに着いて来てもらうしかないか‥
はぁ‥
踏めば鳴る自動ドア
「いらっしゃいませ~♪物件お探しですか?」
探すってか買いに来たんだ!
先輩がどすんと椅子に座った
「どのような物件をお探しですか?」
ニコニコ笑顔の店員さん
「あっあの‥その‥えっと‥」
もじもじするコイツ
《日高しっかりしろよ!》
先輩が俺の腕を肘でつついてきた
《わかってるよ!》
「どうなさいました?」
「いえっだから‥その‥あの‥えっとぉ‥うぅっ」
イライラッ‥
イライラッ‥
《はっきり言えよ!》
《俺無理だよ先輩が言ってくれよっ》
すごい高額な更地をたかが大学生が一括現金払いで買いに来た事なんて知らないお店の人‥
《わかった!俺がビシッと決めてやる!》
「どうなさいました?お客様?」
さっきからブツブツ何言ってるんだこの客は?
冷やかしか?
「お客様?」
「はっはいっ!!」
声が裏ががえった先輩がいきなり立ち上がった
「‥‥‥‥」
「‥‥‥‥」
「‥‥‥‥」
黙って座り直した先輩
「あちらに物件情報誌がございますのでご覧になられてからお話伺いますのであちらに‥」
お店の人が席を立とうとした
物件情報誌?
そんな物いらねー!
ガタンとまた立ち上がった先輩
「日高と俺はっ!!」
《日高と俺は?》
「俺と日高はっ!!」
《俺と日高?入れ替わっただけじゃん》
「はぁ?」
呆れた顔のお店の人
「だから!俺と日高はっその‥っ!!」
ピンポーン♪
「ありがとうございました‥」
「‥‥‥‥‥」
「‥‥‥‥‥」
結局言えずに半追い出される形で店を出た俺と日高
トボトボ‥
トボトボ‥
日高がガックリ肩を下ろして後ろになっていく俺を気にも止めず先々歩いていく
肝心な時に役に立たない先輩‥
やっぱり大学生が土地買うなんて無理なのかな‥
橘さんか小野寺さんに着いて来てもらうしかないか‥
はぁ‥
