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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第29章 日高の禁欲生活

「先輩って?」

俺は余計な事を言ってしまった

「何でもないよ!先生(笑)」

恥ずかしそうな顔をした日高君

「もしかして‥相川君の事?君たち付き合ってるのか?」

余計な事を言ってしまった私

日高君の顔色が変わった

「何でそれ知ってんだよ?」

「今朝ベッドで汗を」

ベッド?
ベッドっで汗って何!?

「先生悪りー‥俺行くからっ」

突然すごい剣幕な顔をして走って行ってしまった

私は日高君が手伝ってくれたまとまった資料をやっぱり分けて持ち運ぶ事にした
だけど‥
何だろう‥この胸の鼓動‥ドキドキする

今朝ベッドって何だよ!
ベッドで汗って先生としたのかよ?!

バーンッ!!

教室の扉が外れるか!?ってぐらいのものすごい音がしたから振り返ったら

「日高?何で日高」

スタスタスタッ!!

ざわめく教室

バン!!

俺は先輩の机をおもっきし叩いた

「今朝ベッドって何だよ!」

いきなり日高がそう言って怒ってきた

「何の事だよ…」

相川の隣で寝そべっているとバーン!ものすごい音がしてびっくりして起きた俺
いつの間にか日高君が来てて相川の机をおもっきし叩いていた

「日高君?落ち着いてっ」

俺を睨むなり

「落ち着いてられっかよ!?先輩!どうゆう事だよ!説明しろよ!」

説明ったって意味がわからない俺

するといきなり俺のシャツの前を持ったかと思うと日高が力いっぱい開けたせいで
シャツのボタンが全部ふっ飛んでしまった

「何すんだよ!」

俺は無意識に開かれたシャツの前を握ってしまった

「見せろよ…」

じわりじわり近寄ってくる日高

「見せろって‥何をだよ…日高怖いから‥」

日高が俺の握ったシャツの手を握ろうとした時

「何をって決まってんだろ?」

「日高君!落ち着け!」

俺は止めなきゃマズイと思って止めたら
バーンッ!!

「っ痛ってー!」

俺は日高君に突き飛ばされてしまい壁に激突した

どっかの糸が切れた俺

「おい!てめーいい加減にしろよ‥誰だと思って突き飛ばしたんだ?あー?!」

俺の肩を持ってドスの利いた声でそう言った鮫島先輩

「あ‥俺」

「あ俺だ!?なめてんじゃねーぞ!表出ろ!」

肩をおもっきし掴まれ引きずるように廊下に連れて行かれる俺がいた

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