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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第54章 次の日の朝

「右?左?!どっち!!」

「見えねーから分かんないって!」

「じゃ左!!」

「じゃ左って何だよ(笑)」

「うるせーな‥って前!前!」

「だからなっちゃんがハンドル操作しろって(笑)」

相川とバカやってるのが一番楽しい


ピロピロピローン♪

『ありがとうございましたー』

コンビニから出ると鮫島先輩と先輩が自転車乗りながら騒いでいた

「鮫島!危ないって!!」

「前見ろよ前(笑)」

ぐるぐるコンビニの広い駐車場を後ろに乗っている鮫島先輩が漕いでスチールに足乗っけてる先輩がハンドルを握ってた

俺も自転車を押して河辺と一緒に鮫島先輩たちの元に行った

「何してるんですか?」

「鮫島!前っ前!!」

「おっ♪帰って来たな?」

一旦止まった自転車

あー死ぬかと思った‥

「じゃこのまま行くか?♪」

「え?おい!鮫島っ‼?」

鮫島がまた自転車を漕ぎ出した

「ふざけんなバカ野郎ーっ」

「なっちゃん(笑)しっかりハンドル操作してくれよ♪」

何だか楽しそうな二人

「河辺後ろに乗れ♪後追うぞ!」

「え?あっうん!」

河辺を後ろに乗せて俺たちも走り出した


「鮫島せんぱーい♪待って(笑)」

この声は川辺?
振り返ったら日高君の後ろに乗った河辺がいた

あんの野郎‥

「なっちゃん全力で漕ぐぞ!」

「え?嘘?!やめっ」

鮫島先輩がペダルを全力でこぎ出した

鮫島先輩やるな♪これは競争か?(笑)

「河辺しっかり掴まってろよ♪」

「うん!」

日高先輩が全力で漕いで左右に揺れる自転車

怖くて日高先輩にしがみついた

先輩たちの自転車に追いついた!

「お先でーす♪(笑)」

日高君が余裕な笑みを浮かべて追い越して行った
河辺は日高君にしがみついている?

「くそっ‼負けるか!」

日高君のあの余裕な笑みと河辺にムカついて俺は漕いだ!必死に漕いだ!

鮫島がペダルを漕いで漕いで漕いで
そんなにこぐなー‼

「うわーー‼死ぬーーっ‼」

誰かこのアホ共を止めてくれーっ‼

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