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こそーっと玄関の鍵を開け足音立てないように忍び込む

『鮫島後で落ち合おう』

『あっああ‥』

落ち合おうって何だ？

……………。

まぁいいか？

ｷｰｰと静かに静かに部屋の扉を開けた

もっこり膨らんだ布団

河辺はまだ夢の中か…

河辺の眠るベッドに近づいた

頭まで布団被って暑くないのか？

俺はそっと頭まで被った布団をずらしてやった

「はーーぁ‼?どうゆう事だ！」

え？鮫島の怒鳴り声？

俺は部屋を出て鮫島たちの部屋に行った

「どうした！？」

どうしたと言って見た光景

それは…

「何で河辺の隣に日高がいるんだ」

鮫島に叩き起こされたのか、まだぬぼーっとしてる日高と目が合った

「ぁ‥先輩おはよう」

「おはようじゃなくて説「説明しろよどうゆう事なんだ！！」」

「帰って来たかと思ったら何なんですか？ガミガミガミガミ‥」

あーそのまま眠ってしまったのか…面倒くさい

「説明しろと言っている！」

「俺は河辺が寂しいからって側にいただけで？って怒るなら一人にするなよ」

俺はイライラして頭かいた

「河辺可愛そうに泣いてましたよ？鮫島先輩ももういいでしょ？一人になって分かったでしょうに？」

はーーぁ‥よっこいしょ‥

俺はベッドから降りた

「どこに行くんだ？」

「トイレ‥いちいち言わないと行っちゃいけないんですか？」

ほんとウザイ…

「ちょっと待てよ」

それなら河辺の側にいてくれてありがとうって言わないと

「何ですか？俺服着てますよね？ヤッちゃいませんよ(笑)」

「は?」

「見たら分かるでしょう？先輩も帰って来るのにそもそもするはずないでしょ？」

相川も帰って来るのに？

「それって…」

鮫島？

「違うぞ日高は「そこどいてもらえませんかね？邪魔なんですけど」」

日高？怒ってる？

「ひっ日高？今の言い方は誤解を」

「あんたもあんただよ！何回も電話したのに何で出ねーんだよ‼?」

「電話?」

いや俺知らない‥

「鮫島のとこに行くって言っといただろ」

「それでも心配するのが恋人ってもんだろ！」

「じゃ留守電に入れとけよ！」

「電話も気づかない人が留守電に気づくとは思えないんですけどってかそもそも留守電設定してないだろ？どれだけ心配したと思ってんだよ！」

「だから鮫島のとこ行くって言っただろ‼」