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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第47章 これも愛♪それも愛♪たぶん愛♪きっと愛‥

「とんだハプニングだったね(笑)」

あはは♪と笑った河辺

「なっちゃんは何かやらかしてくれるよな?笑いの神様が付いてんじゃね?(笑)」

そんな河辺を見ながら笑った鮫島先輩

いつの間にか仲良くなっていた2人

笑いの神様じゃなくて恋愛の女神様が付いているんじゃないかな♪と俺は思った

「笑いの神様ってどっかで聞いたな‥?どこだっけ?」

先輩がボソッと言って顎に指当てて悩み出した

「あっトイレの神様か?トイレには~♪って(笑)」

「それトイレだろバカ。笑いの神様だよ!」

知ってるよ!
ただこれかな~と思って言っただけだろ!

「あっなっちゃんエンタの神様か?」

「なんだそれ?」

え?知らないのか?

「お笑い芸人達が舞台に立って披露する番組」

「違う‥」

違う?

後お笑い系の番組は‥

「なつ兄?もしかして松本人志のすべらない話とか?」

笑いの神様の笑いも神様もどっちも入っていないけど言ってみた

「それだ!♪」

「それだ!って先輩?一文字も当てはまらないだろ?」

「何言ってんだ?松本人志は笑いの神様だろ?あの人は笑いの天才だ!」

先輩俺たちにはアナタの頭の仕組みがわかりません。


「あー!」

日高が何か思い出したような声を上げた

「なんだよ日高?」

「先輩覚えてるか?」

「何がだよ?何か言わねーとわかんねーだろ?」

それいつものアンタだよ‥

「橘さんだよ!橘さん」

日高が俺の肩叩いて言ってきた

ナンパ野郎?

「橘さんがどうかしたのか?」

鮫島先輩あの時いなかったから知らないんだっけ?

「竹の子でデザート作るって話♪」

竹の子でデザート?

「あーっ!忘れてた!いっけねー(笑)」

忘れてたって先輩?
俺が大学行くの忘れてたって言ったら超不機嫌になったよな?

なのに、いっけねー(笑)?
先輩はそれだけで済まされるのか?

「日高?帰りスーパー寄って帰ろうぜ♪」

「スーパー?」

「美味しいデザート食いたくないのか?材料買わねーと♪」

「なっちゃん何作るんだ?♪」

「なつ兄竹の子でデザート作れるの?」

鮫島先輩も河辺も違うだろ!

あの時お前怒っただろ!!って何で言わない?言ってくれない?!突っ込まない?

これも先輩の人柄か?

‥‥‥‥。

俺の味方は誰一人いない

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