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｢あれは…たまにはいいだろカップル交代も(笑)｣

｢はぁ？何言ってんだお前っ!？｣

カップル交代とか俺は絶対嫌だっ

日高は俺の事が好きで俺だけを見ていないと気に食わない

｢先輩妬いてくれた？(笑)｣

｢やっ妬いてなんて‥｣

ぷいとそっぽ向いた先輩

｢先輩妬いてたんだろ？(笑)｣

笑って言ったｺｲﾂが許せなくて‥

明らかにﾑｶﾑｶしている自分の気持ちを抑えきれない俺がいた

｢日高は俺の物だろっ!俺だけを見ろ！俺だけに触れろ！俺の側から離れるなっ!俺のっ‥｣

先輩…

先輩が拳を堅く握って俺を睨み付けて言ってきた

｢そうだね‥俺は先輩の物だね。先輩も俺だけの物だよ？わかった？｣

日高の手が俺のほっぺたに触れ

｢わかった？先輩も俺だけの物だよ！｣

｢うっうるせーよ‥わかってるよ‥そんな事‥｣

｢先輩…｣

ほっぺたに触れた手で引き寄せられ

ﾁｭｯ‥

日高は俺だけの物だ

ﾁｭｯ‥

日高に触れられるのも俺だけ

ﾁｭｯ‥

そうこうやって日高とキス出来るのも俺だけ

ﾁｭｯ‥

俺だけ‥

ﾁｭｯ‥

俺‥だけ‥って何回ﾁｭｯﾁｭｯしたら気が済むんだよっ

｢日高いい加減にしっんんっん！｣

グイッとキツく引き寄せられて入ってきた舌

｢違う事考えてた先輩が悪いんだろ？俺そんなの嫌だからなっ｣

｢違う事…じゃ‥ねーっんんっんはぅっ｣

違う事じゃない？

｢先輩っ好き！大好き！｣

深く深く舌ねじ込ませ俺の舌と絡めてくる日高の舌

｢んんっんふぅっ俺‥もだからっんんっん｣

先輩…

ﾁｭﾊﾟｯと唇が離れたかと思ったら日高が俺の後ろに回って下腹部の前で腕をクロスした

｢嫌だって!誰か来たらどうすんだよっ？｣

｢何が嫌なの？ただ抱きしめてるだけじゃん？(笑)｣

ただ抱きしめてるだけでも下腹部の前で腕クロスされたら誰だって始まるって思うだろっ

｢先輩…？｣

｢うっうるさい‥温泉浸かるんだろ？黙って浸かれよ‥｣

先輩がかがみ出したから抱きしめたまま俺も温泉に浸かった‥

抱きしめながら温泉に浸かるとか日高らしくて笑えるな(笑)
日高に抱きしめられたまま入る露天風呂 二倍いや数倍温かい

｢日高？｣

｢ん？何？｣

抱きしめた腕を握ってきた先輩

｢何？｣

｢‥‥‥…｣

｢何だよ？(笑)｣

呼んだだけだ！呼んだだけっ