無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

けど確か身も心も女になりたいって思ってねーと出来なかったんじゃ…？

｢先輩？｣

｢おっ俺は男だぞっ｣

今更何言ってるの？

｢先輩？｣

｢だから俺は男のままだぞっ｣

日高が望んでも心まで女になれねーよ‥

それに長年連れ添ったｱｿｺが無くなるのは名残惜しいもので‥

日高ごめんな‥

先輩何言ってるの？

｢先輩？先輩は男だろ？｣

当たり前だろっ
だからさっきから言ってんだろ!?

｢はいはい。そこまで♪ｲﾁｬつくなら夜しろ｣

｢ｲﾁｬついてなんかいねーし！｣

よっ夜しろってそれはアッアレだよな？

｢なっちゃん罰ゲームな(笑)｣

ばっ罰ゲーム？

｢何で罰ゲームなんだよ？!｣

｢何でって小野寺さんが答える番なのになっちゃんがまた妨害したからだろ?(笑)｣

｢さっ最後なんだからお前が罰ゲームしろよ！｣

はぁ？何で俺が自分のﾔﾂ引かなきゃいけないんだ？

｢それいいね♪主催者は鮫島先輩なんだし(笑)｣

河辺？意味不明だぞ

｢何で俺が｣

スッと相川に渡された紙が入った袋

｢鮫島も男なら｣

言ってやる♪言ってやる♪(笑)

スッと紙を取った鮫島

最後まで言わせろよ！

｢俺は男らしいからな(笑)｣

｢それじゃまるで俺が男らしくねーみたいだろっ｣

｢男らしくないとゆうか‥なっちゃんはかわいいよな？｣

は？

鮫島が俺をかわいい？

｢気持ち悪っ‥｣

気持ち悪いとはなんだ！

兄さんが気持ち悪いと言ったから安心した僕

｢先輩はかわいいよ(笑)｣

ひっ日高まで‥

真っ赤かになった相川の顔

｢日高君と俺との態度がちがうだろぉーっ｣

唇尖らすなっ

｢気持ち悪‥｣

ああ！そうかよ！
俺は最後までただ気持ち悪いだけの存在かよっ！
あの時えッ？と思って損したわ！

｢読むぞ!アナタの×××してるとこが見てみたい!｣

｢鮫島!お前っ｣

｢鮫島先輩っ!？『鮫島先輩？』｣

河辺と目が合った

たぶん考えてる事は同じ事

｢鮫島君!｣

橘さんも同じか‥

まだ当たってもいないのに恥ずかしい皆

｢(若者はエネルギッシュだな‥ついていけないぞ‥俺‥)｣

あえて×××にしてるのに皆同じ事考えてる(笑)

自爆しろ(笑)

｢割り箸引くぞ♪｣

皆割り箸の先っぽに注目する


ドキン！

ドキン！

ドキン！

鮫島が割り箸を引いた