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偶然からの必然

第6章 ただ、会いたいだけなのに…。

連絡の一つ、くれてもいいじゃん!


電話だってしてくれてもいいじゃん!!





私が行けば、店にはいないし…。












もう、貴方がわかんないよ…!!!









そんなことを考えていた


休憩室で。




丁度休憩になった雅くんが入ってきた…




いつの間にか泣きそうになっていた私を見て












彼は私に駆け寄り、強く抱きしめた。









「み、雅くん…?!」


突然のことに動揺する私。








「泣くほど辛い奴のことなんて忘れちまえよ!!!」






その言葉は、酷く胸に突き刺さった。

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