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少年探偵事務所

第16章 大混乱のパーティー

こんな時に他のことに気を取られたのが間違いだった。
一瞬の隙を長木は見逃さなかった。
いきなり視界が黒いもので覆われた。
煙幕だ!
純は突っ走ったが間に合わず、長木を逃がしてしまった。

「クソッ!」

純はしばらく立ってたが、ハッとした。

「灰音は!」

純は美奈と柊一に知らせようと引き返そうとしたところに丁度、美奈と柊一が走ってきた。

「純!」

美奈が呼ぶ。
周りを見渡した柊一はポツンと言った。

「推測どうりだったみたいだな。」

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