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あなたの愛でイかせて

第1章 第1章 私と兄ちゃん

「ただいまー」



2階の部屋にいると
玄関から妹の声がした。

降りていくと
そこにはあまり元気がない妹、
美樹の姿があった。


「美樹? どうした、元気ないぞ」


俺の声にも反応せず
ただ下を向いている。

どうしたんだと思っていると
やっと美樹が口を開いた。


「お兄ちゃん..着いてきて」


そう言うと階段を上り
自分の部屋に向かっていく。
俺は取り敢えず黙って
美紀に着いて行く事にした。

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