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月の綺麗な夜に

第8章 気持ち

「雫月ちゃん?」




流星が女性から離れて私の方へ歩み寄ろうとするのを





「来な‥「行っちゃやだっ!!!」





私の声を遮るように女性は叫んで流星に後ろから抱き着いて流星の行動を停止させた。



流星のシルエットは、女性の方に向き合うように体を向け宥めるように目線を女性に合わせるように体を曲げる。








――――ズキッ‥‥




やだ‥・。




‥好きだと気付いた今。




この光景は流石の私も平常心では居られない‥。




好きだと気付いた今。




この光景は‥見たくない。




心が‥・痛い。




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