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愛の嵐

第33章 心の関×心の緒=心の春

翔『サボタージュ?』
雅「うんにゃ~、熱よ~」
翔『サボタージュ決定!』
潤『行くから家の鍵開けろ!』
雅「へいへい、お待ちしてますよ~だ」

ったく、何でもお見通しだな
流石は幼なじみってとこか
仮病の足取りは軽快
玄関にたどり着くと既に2人はいた

雅「いらっしゃいませ~」
翔「遅い!」
潤「あら、元気そうね~」

ん~?機嫌悪いなぁ
まぁ、昨日の事があるからかな

雅「あ~、その、昨日はごめんね」
翔「いいよ~、怒ってないから。んで、その顔どした?」
潤「痛いんじゃね?」

2人して手を伸ばしてくる
心配してるのは分かるけど

雅「痛いから触んないでぇ」
潤「ふはははっ、だから触ろうとしてるんじゃないかぁ!」

ギャアギャア騒ぎながら家に入っていく

翔「まぁ、なんだ、雅紀が元に戻って良かった。次は先に進めさせないとな」

後に続く翔の声は聞こえなかった

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