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愛の嵐

第30章 バレンタインの夜は・・・

奥だけを突く
逃げそうになる腰を引き寄せ離さない
背中を舐めてはチョコを喉へ流す

ニ「はっ、はっ、チョコまみれ、だな」

荒い息遣いと水音が響く
部屋中に充満したチョコレートの香り
床に広がっていく白濁の水溜まり

相「もっ、やぁ、あん」
ニ「んっ、これで、最後っね」

入れたまま体をひっくり返す
足を高く持ち上げ最奥を目指す

相「あっぐぅ、ふっぅ、んっあ、あぁ」

汚れてぐちゃぐちゃの顔が俺に向く

相「か・・ずぅ」
ニ「はっ、ぁっ、なにっ?」

強い刺激に歪みそうになる顔で必死に笑顔を作る
そう言う反則技を自然にやってしまう
雅紀は小悪魔だ

相「大好き♥」
ニ「っ~!」

危うくイきそうになるのを堪える
最後は一緒がいい
身体を密着させて抱き合う
激しく突き上げ攻め立てる
必死にしがみつく雅紀の爪が背中に食い込んで鈍い痛みを伝える

ニ「愛してるよっ」

耳元で囁いた瞬間に中が締め付けた

相「あっ、あっ、いっ、ちゃあぁあ」
ニ「おれっも、っくぁ」

ほぼ同時に熱を放った
チュッと短いキスの後自身を引き抜く
力が抜けて雅紀にのし掛かる

ニ「最高の、バレンタインだな」
相「はっ、はぁ、はぁ、ふっんぅ、ふぅ」

目を閉じたまま余韻に浸っている
届いてないかもな
まぁ、俺も色々限界だ
身体をずらし雅紀の横に寝転ぶ
まだ甘い匂いが俺たちを包んでいた

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