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愛の嵐

第21章 美粧の嵐

腰が抜けてるような感覚
脱力からズルッと和の中から抜けてしまう

ニ「んっふぅ・・はぁ、はぁ、はぁ~」
相「ふぅ~」

ボフッと身体をベッドに預ける
甘い痺れがまだ身体を這いずっている

ニ「ねぇ、まぁ~くん」
相「ん~、なぁに?」

俺はこのまま眠ってしまいたい程の心地よい余韻に浸っていた

ニ「お願いが・・あるんだ」
相「ん~、お願い?」
ニ「まぁ~くんに入れたい」
相「ん~・・ん?はっ?」

俺に入れたいって・・掘りたいって事?
寝ぼけた頭が突然覚醒する

相「和、それってまさか・・・」
ニ「まぁ~くんを抱きたい、ダメ?」

いや、可愛くダメ?って聞かれても
どこかで予想していた
女装した俺を見る目が完全に男だったから

相「はぁ~、やっぱりそうなるのね~」
ニ「まぁ~くんが嫌だったら・・」

ギシッと音を立ててベッドを降りる

ニ「まぁ~くん、怒ったの?」

バッグを漁り目的の物を握り締める
少し汗ばんだ手に力が入る
はぁ~と息を吐いて覚悟を決める

相「和!」
ニ「えっ何?・・っわ!」

不安な顔の和に握っていた物を放り投げた
それを改めて見た和は

ニ「これって・・・い、いいの?」
相「い・・痛いのは嫌だから・・ね」

渡したのはローション
和も知っている薄く媚薬の入った物

相「優しくしてね?チュッ」

ベッドに乗り上げ和にキスをする
ギュッと抱き締められて組み敷かれた

ニ「まぁ、大事にするよ」

深くキスを受けながら和に身を委ねた

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