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愛の嵐

第17章 氷魚の嵐

俯いた雅紀を抱き締める

松「抱いてもいいか?」
相「あ・・・うん。俺を潤で満たして」


その日を境に俺達はメンバーに戻った
翔くんとは最初ぎこちなかったけど
今では普通に笑い合える

雅紀とは・・・


数ヶ月振りに二人で会う

これからの二人を決める再会

不安は無い

信じているから


遠くに雅紀がみえる
光に透けるような姿に目が眩む

相「あ、潤♪」
松「雅紀、お待たせ」

ニッコリと微笑んで

相「ううん、待ってたのは俺じゃない」
松「え?・・あ、あぁ、そうだな」

今なら見つめ合うだけで全てが分かる気がする

相「待たせてごめんね。」
松「待ってなんかないよ。」

繋いだ手はもう離さない

相「潤、ただいま!」
松「おかえり、雅紀」

やっと手に入れた
もう誰にも渡しはしない


end

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