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愛の嵐

第1章 情熱の嵐

『は?今何言われた?マジだったら恋人になれる?』
 
ちょっと呆けてしまったが、相葉君の傍に寄って行った
手を伸ばして肩に触れる
ビクッと揺れるが、しっかり掴むと体が強張っていた
俺は体を相葉君の後ろに滑り込ませて、そのまま抱き締める

松「ねぇ、さっきの無しにしないで欲しいなぁ」

えっ?と振り返ろうとした相葉君の頭を押さえて前を向かせる

松「こっち向かないで聞いてくれる?」

ゆっくりと頷いて、ふぅっと息を吐いた

松「俺さ・・・相葉君の事好きなんだ。性別とか関係なくて、相葉雅紀が好きだ。気持ち悪いって思うなら今すぐ俺の手を振り払って」

相葉君は動かなかった
俺の手も振り払われる事もなかった
数分後
相葉君は抱き締められた体の力を抜いて、体を預けるようにして振り向いた

相「へへっ。すっごい嬉しいや。変かな?」

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