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愛の嵐

第6章 遠出の嵐

相「上手く入らないよ~」
松「ゆっくりでいいから、雅紀の手で入れて欲しいんだ」

雅紀の涙は止まらない
漸くリングが嵌まるべき場所へ納まる

相「やっと出来た!」

泣き笑いしてんじゃね~よ
抱き締める事しか出来ないじゃないか

松「ずっと一緒にいよう。大変な事も多いだろうけど、雅紀しかいないから。俺の傍にいて欲しい」

薬指に光る証にキスを落とす

相「ずっとず~っと傍にいる。だから、隣で笑っていて」
松「泣いてるくせに」
相「嬉し泣きはいいの!」

飽きる事も無く抱き合い笑っていた

相「ねぇ、明日は何する?」
松「二人でいよう。それから・・明日の事は明日考えればいい」
相「うん」

明日も続く幸せ
いつか来る辛い事も二人なら大丈夫
誓いの証は心の中でも繋がったみたいだ


end

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