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愛の嵐

第6章 遠出の嵐

飛行機を二度乗り換え船に乗る

相「すごっ!見て?海が透明だよ!」

ほんと子供みたいだな
一緒に来れて良かったって思うのは早いかな

松「すごいね!めちゃくちゃキレイだなぁ」

澄み切った青い空
果てしなく続く水平線
そこに浮かぶ小さな島々

松「ほら、島に着くよ」
相「は~い!」

Junってカード持ってる人が見える
別荘まで連れて行ってくれる人だろう
船を降りると今度は車
これで乗り物とは暫くお別れだろう

小さいって聞いてた別荘はデカかった!

相「ここに二人で泊まるの?」
松「そうみたい・・・でけ~!」

この小さくない別荘に二人っきり
セキュリティーもしっかりしてるから色々気にする必要もないなんて嬉しい限りだ

相「海行こう!泳ぎたいよ♪」
松「こら!待て!荷物があるから」
相「荷物は後で!」

俺の手を引き走る
もうここまで来たら楽しむしかないか!
海の照り返しで雅紀までキラキラしてる
あぁ、俺、今、青春してる
こんなん許せるのも南の島のせいなのか?
服のまま海へダイブして夕暮れまで遊んだ

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