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愛の嵐

第41章 擬議×啼哭=縁成

櫻「んぅ~?むっ、あれ?」

よく見知った天井が目に入った
あれ~?俺って何してたんだっけ・・・
うわっ!思い出した

大「起きた?」
櫻「あっ、うん。あの・・」

何言っていいのか迷っていたら
フワッと温もりに包まれた
うわっ、うわぁ~!
さ、智に抱き締められてる
これ、夢なの?まだ寝てんの?!

大「夢じゃないよね?」
櫻「そ、そのはず、だよ?」

心拍数が半端なく上がってる
あんな事自分からしたのに今更緊張してきた

櫻「智はいつから俺の事・・」
大「大学ん時からだよ」
櫻「えっ?!じ、じゃあ!」

なにぃ?!ずっと両思いだったの?
マジですかぁ

櫻「何で言ってくれなかったの?」
大「翔は俺に友達でいて欲しそうだったから」
櫻「あ~~、そんな感じで言ったねぇ」
大「俺さ翔が誰かと付き合うの見るの辛いし、友達として正面から祝える自信なかったんだ」

だから留学したの?
それって智も俺の事相当好きって事だよね
俺達は長い片思いをしてたんだ
初恋みたいな気分になるのは智が相手だからかな

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