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Pour mon cher -笑顔の先に-

第4章 目と頭

「何か軽く作るから、横になってろ?」



そう言うとポンと軽く頭を叩いて、自分の膝の上に座る私を軽々と抱き上げソファにそのままそっと寝かせてくれて。




「寝ててもいいからな?」




優しくおでこにキスをしてキッチンへと向かった。




キッチンで手際良く作ってくれてる猛司の背中を見つめながらお昼の光景が頭を過る。




あの光景と



今さっきの猛司の言葉と猛司の温もり




この2つがぐるぐるぐるぐる頭の中を駆け巡る。






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