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Pour mon cher -笑顔の先に-

第4章 目と頭

家までの帰り道。



猛司と手を繋いで歩く家までの道はいつもいつも凄く楽しくて幸せで。



幸せ過ぎて、まだ一緒に歩いてたくて。

家に帰っても一緒に居られるのにわざわざ遠回りしたりして別の道で帰ってみたりして。



家じゃ出来ない、ゆっくり手を繋ぎながら歩いて帰る道が凄く好きだったのに‥





‥初めてだ。





苦しくて‥隣りに猛司がいて、しっかり手を繋いでくれてるのに寂しく感じちゃうのは‥。








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