テキストサイズ

上司と部下の恋

第1章 1

また、服部くんの腕に抱かれた。

今度は、完全に記憶はある。

途切れることなく、服部くんの下にいたことを覚えている。

恥ずかしがったのも、男らしい顔の服部くんも。

我慢する服部くんの顔も、我慢できないわたしも。

全て。

この間だけは、なな、と呼んでいた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ