
チョコレート
第12章 海
その通り私は
日焼け止めを塗り直した後
またさっきの場所に戻った
陸まだか…
もしかして女の子に
捕まってたりして
私は砂浜に座り込んだ
優衣と祐樹くんと涼くんは
海の中でさっきのビーチボールで
遊んでいる
「なーにしてんの?」
急に男の人に
声を掛けられた
こういうのは無視!
「聞いてる?」
そう言って
私に目線を合わせるように
しゃがんできた
「って…可愛いじゃん。ねーちょっとだけ遊ばない?」
あーヤダ陸早く!
「無視すんなよー」
もうここから
離れようとして立ち上がると
腕をつかまれた
「ヤダ!離し…」
「人の女に触んな」
後ろを振り向くと
陸が私から引き離すように
男の腕をつかんでいた
良かった…
「彼氏いんのかよ」
そう言ったあと
男は舌打ちして
去っていった
日焼け止めを塗り直した後
またさっきの場所に戻った
陸まだか…
もしかして女の子に
捕まってたりして
私は砂浜に座り込んだ
優衣と祐樹くんと涼くんは
海の中でさっきのビーチボールで
遊んでいる
「なーにしてんの?」
急に男の人に
声を掛けられた
こういうのは無視!
「聞いてる?」
そう言って
私に目線を合わせるように
しゃがんできた
「って…可愛いじゃん。ねーちょっとだけ遊ばない?」
あーヤダ陸早く!
「無視すんなよー」
もうここから
離れようとして立ち上がると
腕をつかまれた
「ヤダ!離し…」
「人の女に触んな」
後ろを振り向くと
陸が私から引き離すように
男の腕をつかんでいた
良かった…
「彼氏いんのかよ」
そう言ったあと
男は舌打ちして
去っていった
