
チョコレート
第12章 海
「お帰り~って、2人ともパーカ着てるやん!」
「涼くんみたいな変態がいるからー」
「最近彩ちゃんまでキツいこと言うなぁ~」
涼くんはほっといて
陸の隣に座ると
何も言わず
胸元まで閉めてる
パーカのチャックを
陸が少し下げてきた
「ふっ」
「な、なに…」
人の胸見て何笑ってんのよ
「可愛いな、と思って」
そう言った後
襲いたくなる
と耳元で囁いてきた
「なっ!…///」
「顔真っ赤~」
「もう…日焼け止め塗ろ」
「塗ってあげようか?」
「優衣に塗ってもらう!優衣~」
祐樹くんと涼くんと
喋るのをやめてこっちに来た
「なーに♪」
「日焼け止め塗って欲しいんだけど…なんでそんなニヤけてんの」
「だって~祐樹くんにスタイルいいって褒められたんだもん!」
「あーそうゆうこと」
