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死に神レオの物語

第1章 死に神レオ誕生

そうして俺は、街に戻りイルミネーションやら楽しそうにしている人達やらを見ていた


すると一人の女、いや、女と言うより少女だな……が話し掛けてきた

少女 「こんばんはにゃ~」




え~と これは俺に言っているんだよな コイツには、俺がみえてる?てか飛んでるし


なんて考えてると少女が

「無視するにゃ~ 君だよきみ」

と言って俺を指さした



「俺 が見えるのか?」

少女 「うん!みえるよ」(ニコッ)

俺 「お前も その……死んだのか?
え~と 幽霊って奴か?」

少女 「ん~? 私は天使だよ♪ お兄さん自分が死んだって分かってたんだ」

俺 「……ああ」

なに? 天使? 天使ってあの天使だよな??魂を連れてくやつ てかそれ以外思い浮かばねぇ

えっと

「じゃあ お前俺を迎えに来たのか? その……天国か地獄に連れて行くために」

少女 「ピンポーン 正解 お兄さん物分かりいいね♪」

楽でいいわぁ と少女は、小さく呟いた


俺 「……」

少女 「じゃ 行こっか」

俺 「ああ」

俺は、少女の後をついていった



一体何処にあるんだ?天国とか地獄って
俺は、どっちなんだ?


そんなことを考えながら俺は、無言で少女についていった

少女は、鼻歌を歌いながら俺の少し先を飛んでいる

俺は、聞いてみることにした

「なぁ 俺 どっちだかもう決まってるのか………えっと まだなら 出来れば天国の方がいい‥‥かな」


少女 「まだ決まってないよ~ てか自分で決めるんだよ†」




は?


自分で決める?

「自分で決めて いいのか?」


少女 「うん! あ でも 天国とか地獄ってお兄さんの思ってるようなとこじゃないよ」

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