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僕の恋愛歴

第2章 愛と性春の暴走

12月になって、学年を揺るがす事件があったが、何とか乗り越え、
クリスマスには仲間を集めて自分の部屋で、クリスマスパーティーを
したり、正月にはみんなで合格祈願に行ったりして、楽しい思い出でを作って行った。


そして高校受験、担任の先生と協議の結果、M高校は行けるじゃないかという話になり、
思い切って受験!

卒業式の後に合格発表が有り、

そして見事に合格した、
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ万歳っ

順子も無事K高校に合格して、他の仲間たちと手を取り合って喜んだ。

これも勉強を教えてくれた、順子のおかげだった。
この事だけは今でも順子に感謝している。

入学までの春休み、毎日の様に会い、映画を見たり、遊園地に行ったり、

愛しあったり、充実した日々を送ったが、

高校に入学後、別々に離れてしまうと、順子とは中々会えなくなって行った。

自分も部活に入り、順子も弓道部に入っての練習の日々、月に一度会えるか会えないか、そんな日々が半年続いたある日、

順子から会いたいと電話がかかって来た夜の10:00だった。
急いで待ち合わせの最初に順子と話した公園にいく、

順子は自分の顔を見るなり泣き出して、

「Take君、ごめんなさい、」
と突然謝り出した。

何となくだったが、解ってた。

「泣くなよ、どうしたん?」



「グスンッ!・・・・・・」



「Take君に悪いけど、好きな人が、できたの・・・・・・」



やっぱり・・・・



この子は側にずーと一緒に居てあげないとダメな子だって解ってた。



寂しがりやで、側に誰か居ないとダメな子・・・・・・・





遠距離恋愛なんて絶対にできない子・・・・



解っていた・・・・・



「そうか・・・・」

「ごめななさい・・・・」

「解った・・・・別れよう」

そう、順子の為にもそれが良いと思った。

そう言ってその場をはなれた。

離したくない良い、女だった。

悔しいと言うより、惜しいと思う気持ちが強かったが、もう、どうしようもない。

男を選ぶのは順子の方だと本能的に覚っていたかもしれない。

順子の相手ができなくなったとはいえ、女にフラれるのって、辛い、特に順子は特別だっただけに、落ち込んだ。

帰ってから、本気で一晩泣き明かした。

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