
私の恋路。
第1章 初恋、初彼
さすがに給食の時は
男子とは食べなかった。
亜紀と2人で食べていた。
男子には秘密基地って言うのがあって
それにはいれるのはうちだけだった。
そのうち亜紀も入ってきて。
うちも亜紀も
男子に好かれたいなんて思っていなかった。
ただ一緒にいたいとは思ったよ。
楽しいから。
これでも男好きって言うのかな?
そう思うなら自分も男子と
話せばいいのに。
休み時間は校内鬼ごっこ。
授業中は持参した漫画を読む。
授業なんてまともに受けていなかった。
自分でいうのはあれだけど…
テストでは基本的に8割以上は
とっていたから標準以下の成績をとることはなかった。
亜紀は成績なんか気にしていなかった。
あまりいいとは言えないが…
勇樹と晃はまぁ…
割と受けていた方だ。
偉力は…
椅子に座ってボーとしてたり
たち歩いていたり。
ウチより勉強ができた。
だから成績には困っていない。
