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ツンデレ彼女。

第8章 俺のもんに触るな

俺たちは学校を出た。

「執事さん…迎え来んの?」
「あ、うん…。でも…」
「??」
「でもね…あの、えっと…」
「なんだよ」

俺はにやにやしてた。
こいつやっぱ絶対俺のこと好きだと思うんだけど笑

「ま、まだ…来ないから…っ」
「は、素直に言えって…俺と一緒にいたいんだろ?」
「ばっ!そ、そんなんじゃないもん!!」
「ふーん?じゃ、俺帰るわーー笑」
「……いじわる」
「つんつんしてんのが悪い」

美来は笑ってた。
良かった、元気戻ってきたっぽい。
つーかほんとに…俺はこいつのこと好きなのかなー
恋愛なんて久しぶりだったから、どんなんだったか忘れたなー。
そもそも、俺がまじで恋愛するとかありえない話だと思ってたし。
いや、そーだよ、美来だって、顔がいいから惑わされてるだけだって。
恋愛なんてめんどくさいだけだろ。

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