
ツンデレ彼女。
第2章 朝 ♢美来ver.
「ねえジョー。どうっ?あたし制服似合うーっ?」
朝食を済ませたあたしは早速慣れない制服を着て、ジョーに見せる。
「ああ、お嬢様…とてもお似合いですよ。かわいいです。あんなに小さかったのに、もうこんなお年になられたのですね」
「へへっ、まーねー!」
ジョーはあたしが赤ちゃんの頃から、ずっとあたしのお世話係。普段両親が家を開けていることが多いので、ジョーがあたしを育ててくれたようなもん。決して両親が放任主義なわけじゃないし、お仕事でいないのはわかっているけど、むしろジョーと過ごした時間のが長いんじゃないかな。
だからジョーには絶対的信頼を置いていた。
「そろそろ出発のお時間ですよ。さあわたしの車に乗ってください」
「はいはい」
まあ、ジョーの車とはいえ、あたし専用送り迎え車両ってとこかな笑
ブロロロロ…。車は勢いよく発車する。
もう高校生なんだなあ…。お嬢様らしく、有名私立高に入れさせられるところだったのを、お嬢様お嬢様してるのが嫌いなあたしは無理に両親の反対を押し切って都内の公立を受験した。だってきっとその方が楽しいし。
どんな人がいるのかなー。
心をわくわくさせながら、これから毎日通うことになる学校へ向かった。
朝食を済ませたあたしは早速慣れない制服を着て、ジョーに見せる。
「ああ、お嬢様…とてもお似合いですよ。かわいいです。あんなに小さかったのに、もうこんなお年になられたのですね」
「へへっ、まーねー!」
ジョーはあたしが赤ちゃんの頃から、ずっとあたしのお世話係。普段両親が家を開けていることが多いので、ジョーがあたしを育ててくれたようなもん。決して両親が放任主義なわけじゃないし、お仕事でいないのはわかっているけど、むしろジョーと過ごした時間のが長いんじゃないかな。
だからジョーには絶対的信頼を置いていた。
「そろそろ出発のお時間ですよ。さあわたしの車に乗ってください」
「はいはい」
まあ、ジョーの車とはいえ、あたし専用送り迎え車両ってとこかな笑
ブロロロロ…。車は勢いよく発車する。
もう高校生なんだなあ…。お嬢様らしく、有名私立高に入れさせられるところだったのを、お嬢様お嬢様してるのが嫌いなあたしは無理に両親の反対を押し切って都内の公立を受験した。だってきっとその方が楽しいし。
どんな人がいるのかなー。
心をわくわくさせながら、これから毎日通うことになる学校へ向かった。
