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ツンデレ彼女。

第8章 俺のもんに触るな

♢美来ver.


あのゲーセンから数日経って、もう4月の下旬にさしかかろうとしていた。
あたしたちは新入生テストがあったり、授業が始まったりと、新しい高校生活を送りだしていた。
みゆは予定通りバド部、恭介くんがバスケ部に入って、賢人も悩んだ末結局バスケ部。
部活入ってないのあたしだけだ〜><
ちなみに返ってきたテストはそこそこ。
まあ英才教育受けてきてるだけあるんだ笑
なめられては困る。

ところが…
「みーくううう!泣、やばいよおもう中学の知識全くなかったあああ!!」
「みゆ…はは、大丈夫?でもただの新入生テストだし…これからの定期テストで頑張りゃいーんだよー」
「そうだけどさ、そうなんだけどさ?なんかショック〜」

みゆはあんまり良くなかったらしい。
ちなみにそのお隣の恭介くんもちょー落ち込んでる…
んであたしの隣の方は余裕ぶっこいてるww
あたしよりちょっと悪いくらいで。

「次は絶対美来に勝つかんな!」

とかなんとか言ってる。
ばかか…笑
ちっ、絶対負けないし!

でもみんな入試で勝ってここに入れたわけで、きっとふつーに頭いんだよね…
あたしも油断してはいられないかー。

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