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ツンデレ彼女。

第6章 4にんで放課後!

♢美優ver.
なんだ…全然ラブラブじゃんおふたりさん。
早くどっちか告れってなー、あはは…笑。

ごめん、美来、あたし嘘ついた。
美来と賢人と別れたあと…
あのあと…
実はね。


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「…って言うと思ったっしょ?俺なら、女の子みんなにぬいぐるみくらい取ってやるって」
「え…?」

ついさっきまで、こんな人があたしを好きになるわけないと油断してた。
でも恭介くんが急に眼差しを変えてこんなこと言ったもんだから、あたしは言葉を失った。

「俺はさー、チャラいってよく言われるし、まあ実際チャラチャラしてるように見えるんだろうけどさー?でも、意外と恋愛に関しては一途なんだよ」
「え、待って待って、急にどうしたの?」
「待たない」
「ちょ、えっ…?」
「確かにさー女の子って俺、すげえ好きなんだけど…でもひとりにビビビっと来たら、もうその子しか見えなくなんの」
この人なに言ってんの?なにが言いたいの?

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