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ツンデレ彼女。

第5章 委員決め

思い切って話しかけてみる。

「あ、あの、賢人…?よかったの??」
「は?うっせえよ、だからそんなんじゃ…って美来か。悪ぃ。いいんだよ別に」
「どうして…委員なんてやらないって…」
「そんなの…。ちっ、なんでもねえよ!」
「なにそれーっ!気になんじゃん」
「だから!お前に変な虫ついたら嫌だろ!!察しろよ!」
察しろって…。もう。
「あの、ありがと///」

賢人は顔を赤くしてる。照れ臭いのかな。なんだかこっちまで恥ずかしくなっちゃうよ…。





♢賢人ver.
まじこいつら…ちゃかすんじゃねーよ!
せっかく平静装ってたのに、恥ずかしいだろうが!!
美来ありがととか言うし…w余計照れんだろばか!
別に俺が一緒にいたいわけじゃないかんな!ほんとに美来が適当な男と委員やるの嫌だろうからやってやるに過ぎないんだ!好きだからとかいうわけじゃねえ!!

「賢人くぅーん?美来ちゃん独り占めしないでねんっ??」
「恭介おまえまじうざい」
「そんなこと言わないでよーん。俺も美来ちゃん好きだけど、でも賢人なら応援しちゃうからさあっ♡」
「はいはい、恭介は誰でもいいんだろ女なら」
「人聞き悪いなーあ。俺だって意外と一途なんだぜ?」
「あっそw」

もうこいつ付き合ってらんねえ…とんだアホだな…
つーかこの会話ふつーに美来に聞こえてんだろ。
あー疲れた。
いやでも俺のこの選択は…たぶん間違ってねえ、はず笑

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