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ツンデレ彼女。

第1章 朝 ♢賢人ver.

「あら、おはよう賢人。今日から高校生になっちゃうのね。早いわーあ」
「おお賢人。高校がんばれよ!」
リビングに着くと母さんと父さんが口々に言ってくる。
そうだ、俺は今日から高校生。中学ではそこそこ成績が良くて、それなりの高校を合格したとわかったときは、ほんとに両親が喜んでた。

家族と適当に飯を食って、学校に行く双葉を見送ってからまた部屋に戻る。
綺麗にハンガーにかけられた真新しいブレザーを眺め、身支度を始めた。

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