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ツンデレ彼女。

第3章 出会い

ちらっと長谷川美来を見てみる。成瀬と楽しそうに話してた。あ、笑ってる…やっぱかわいいな…。
知らぬ間に見つめてしまっていたらしい。俺の視線に気づいてか、長谷川美来がこちらを見る。

「あ、あのっ…何…??」
「え!べっ別に…なんでもねえよ汗」

うっわ、やばいやばいやばいって!そんなきょとんとした顔でこっち見んな!まじかわいすぎ…

「でも、見てたでしょ?あたしのこと」
「み、見てねえって!自意識過剰かよ!!」
「…そんなんじゃ……もういいです」

あちゃー、怒らせたか?やっちゃったな…
まあいいかただかわいいってだけなんだしw

「ちょっとふたりとも〜。会って早々気まずくなんのとかまじ勘弁ねー?笑」
「ごめんみゆ、そんなんじゃないから!ね、風間くん」
「お、おう…あはは」

成瀬が気を利かせてくれたはいいが、しかしやはり気まずくなってしまった。
うわあああごめん長谷川美来ちゃん…

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