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プリンセスを護衛

第66章 どこか遠くへ

俊&優

「お兄さん、大丈夫?」

「久し振り過ぎて、いきなりアレはキツかったぽい。」

「次も大人しめのね。ほら、メリーゴーランドとか?」

「出来れば回らないものが良いんだけど…。」

さっきの空中ブランコが回転したせいか回るものがトラウマになりそうな俊である。
優はそんな兄を見ながら言う。

「いきなりだったからでしょう?また、後ならあの空中ブランコ、大丈夫だよね?」

「多分な。」

少し時間を開けてまたあとで乗り直すことにした。

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