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プリンセスを護衛

第58章 一人で背負うな

「分かるわ。妹だもの。」

「…」

俊は黙り込んだ。

「優馬さん、どうしたの?怪我?病気?」

「まあ、そんなところ。」

俊は俯いた。
優はそんな俊を見て言った。

「大丈夫。誰にも言わない。このこと知っているのは?」

「俺とお前、美憂ちゃん、優馬。」

俊は明日、優に知られたことを優馬に伝えるのが気が重かった。

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