
プリンセスを護衛
第21章 長編 冬の関西紀行
翌日はキタにある「万博記念公園」に行くことにした。
駐車場から見ると太陽の塔の後ろ姿があった。
「えっ?何これ?後ろってこんな風になってるんだ!」
大地が言う。
後ろは優馬も美憂も泉も大地も見るのは初めてだった。いや、どうなってるのかも知らなかったが。
黒い太陽…。
「あれは過去の太陽を示してるらしいわ。」
泉が3人に言った。
「…で中央が現在、上が未来だって。」
大地が続ける。
「よく知ってるなあ。」
優馬が感心して言うと泉が舌を少し出して笑った。大人っぽい泉にしては珍しく子供っぽい仕草に優馬は目をパチクリさせた。
「実は父に聞いてたのよ。」
「なんだ。道理で。」
「じゃあ、これは知ってる?」
優馬がウインクして言った。
「え?」
「あの未来の太陽、夜になると目が光るんだぜ。」
駐車場から見ると太陽の塔の後ろ姿があった。
「えっ?何これ?後ろってこんな風になってるんだ!」
大地が言う。
後ろは優馬も美憂も泉も大地も見るのは初めてだった。いや、どうなってるのかも知らなかったが。
黒い太陽…。
「あれは過去の太陽を示してるらしいわ。」
泉が3人に言った。
「…で中央が現在、上が未来だって。」
大地が続ける。
「よく知ってるなあ。」
優馬が感心して言うと泉が舌を少し出して笑った。大人っぽい泉にしては珍しく子供っぽい仕草に優馬は目をパチクリさせた。
「実は父に聞いてたのよ。」
「なんだ。道理で。」
「じゃあ、これは知ってる?」
優馬がウインクして言った。
「え?」
「あの未来の太陽、夜になると目が光るんだぜ。」
