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可愛い君

第14章 崩れていく関係。

何だかんだであっという間の金曜日……


私は秘書の仕事を午前中で切り上げ
家に帰って荷物整理をしていた。






「よし。後は美穂にも連絡しなきゃ…… 」



私は夕方美穂と会う約束をした。

事後報告になっちゃったかな?


…美穂怒るだろうな……




……………
……………………………………………







「はい!?明日からアメリカ~!?」


「…………うん。言えなくてごめん。美穂。」

「何かあったの?」

「…うん。」

「どうした?」


美穂は寂しそうな目で私を見た。

「一さんと…別れることにしたの。」


「どうして?」

私は俯き加減で話した。



「…美玲…さんとより戻すみたい。」







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