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可愛い君

第14章 崩れていく関係。

どれくらい泣いたんだろう…


「……仕事戻らなきゃ……」


泣きすぎてフラフラする体を無理矢理

立たせて、
私は社長室に戻った。


カチャ

社長が外出中でよかった。


社長室に入り右側の扉を開ける。
その扉の向こう側は
個室秘書室。



私はそこで気持ちを落ち着かせようとした。

「ふぅ~。」

私は化粧ポーチを手にして
化粧直しを始めた。











その後は何もなかったように
仕事に没頭した。


金曜日一さん家に行こう。



話をするんだ。

私は携帯を手に

一さんにメールを打ち始めた。





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