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ギシギシと軋む、ベッドの音…。



合わさる身体…。



揺れに合わせて、漏れる声…。



「はっ…あっ…あっ…んっ。」



どれくらい時間が、経ったんだろう…。



正直、何度も意識を飛ばされそうにるのをなけなしの理性で、堪えていた。



嘉之は両手で、私の両手首を押さえて、羽交い締めにしている。



「香…織…気持ちいいよ…。」



「あっ…はっ！」



態とらしく嘉之が動く度に、グチュグチュと交ざり合う音が響く。



波の様に襲う快感と、罪悪感で引き裂かれそうだった。



早く…とにかく早く終わって欲しかった。



「な…んで…。」
「えっ…？」



「なんで、連絡寄越さなかった…。」



そんな…この状況で、聞くかな…。