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乾いた空

第4章 四章





「あはははははっ!」

笑うしかなかった。
人生の幕が閉じるのを目の前にしては、裏切り続けた親友と無理心中………

あの男性がいなくたって私は………


メチャクチャになった部屋の中から、夕焼けを眺めては、悔しいぐらい希望に満ちて美しい太陽の光が眩しく感じた。


明日見る太陽はどんな光を私の瞳に映すのだろう。









もしかしたら、
ギラギラとした人生の復讐に満ちた太陽なのかもしれない………




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