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狼男子の扱い方

第11章 夜、正門での行為



SIDE 玲音




ついさっき、
俺はとなりクラスを覗いてきたが

掃除をしていたやつらのなかに
美華の姿はなかった。












なのに美華は門にも居なかった。






─帰った?



いや、あいつにそんな度胸ねぇだろ。






門にもたれ、
ジロジロと見てくるやつらを
ガン飛ばしながらスマホを弄る





─マジで…いつまで待たせんだよ


















30分たっても
美華は来る気配もない。




帰ったってわかってる。


 

だからこそ…

もしここに来たら

ぜってぇ喰ってやる。
 

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