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「・・・そっか。真一さ、今度また泊りにきて。俺も泊まりに行くから。たまには、友達とってのも息抜きになっていいだろーし。だめ？」
「だから、その顔やめろって。たまにはな・・・。にしても、これうまいな。」

そう言うと、航平がスルッとスプーンを奪う
少しすくって冷ましたあと、俺の口に運んできた

「うまい？昔アーンしろって、お前うるさかったよな。」
「・・・・・なんか、久しぶりでされ慣れてねーから・・・ビックリした」

返せ、と言う風に
スプーンを奪い返される


アーンもさせてねーの？
俺はよく、口移しもしたし
こーやって食べさせてあげたろ？

さんざん痛ぶったあとに、
俺の上で必死になって突っ込んでいた
獣みたいな真一が忘れられない

やっぱ、俺とのが相性いいよ
時間をかけて真一の心に入っていくしかねーな

俺はこいつ裏切って隆彦さんを好きになったけど、やっぱ真一がいい

そーずっとアメリカで思ってたんだ

真一も


同じ気持ちだったろ？



今の奴より



俺のがいいだろ？



なぁ、真一


お前には俺が、必要だろ？